皆さんこんにちは!
助産師ブロガーのえりです!
よろしくお願いします!
今回は芥川賞と直木賞で4度目の候補者になった
古川真人さんと湊かなえさんについてお伝えしていきます。
芥川賞と直木賞とは?
芥川賞とは・・・
正式名称は芥川龍之介賞。
通常優れた純文学を書いた新人に与えられる文学賞のこと。
直木賞とは・・・
正式名称は直木三十五賞
通常無名・新人または中堅作家による大衆小説に与えられる文学賞のこと。
ノミネートまでの流れとは?
両賞の選考会は年2回(上半期は7月、下半期は翌年1月)行われます。
両賞とも、対象期間中に刊行された作品の中から、
数度の予備選考委員会を経て最終候補作が選ばれ、
選考委員の討議によって受賞作(1作または2作)が決定します。
「受賞作なし」となることもあります
芥川賞と直木賞は必ず選ばれるわけではありません!
年によっては受賞なしということもあります。
そのため、選ばれる作品は非常に優れていることを表します。
古川真人と湊かなえが4度目の候補へ!
今回の芥川賞と直木賞は5作品ずつ候補作品がありました。
その中で芥川賞の候補となった古川真人さんと
直木賞の候補になった湊かなえさんは今回で
4度目の候補となりました。
明暗が別れた2人
今回第162回の芥川賞は古川真人さんの『背高泡立草』が
直木賞は川越宗一さんの『熱源』が選ばれました。


4度目の正直と思っていた湊かなえさんは残念ながら
受賞とはなりませんでした。
ではなぜ湊かなえさんの作品は選ばれなかったのでしょうか?
候補作品として何度も選ばれると選考の際に前回までの
作品と比較されてしまい、仮に審査員が前回の方が良かったと判断した場合
残念ながら作品が選ばれることは非常に難しくなります。
今回もそのような声が上がり湊かなえさんの作品は
落選してしまいました。
毎回候補まではなるが作品が選ばれないということは
辛いですね。
次回は今までの作品以上に優れたものを執筆する必要があるため
非常に大きなプレッシャーになるでしょう。
また、一生受賞できないのではないかという恐怖にも
襲われそうですね。
特に芥川賞や直木賞は注目度も高く、
作品自体も店頭の1番目立つ場所に配置されることが多いため
知名度や収入が大きく変化する一種の転機と言っても
過言ではないでしょう。
ただ、今回の芥川賞に関しては作品なしになる危機もあったため
なんとか両賞の受賞者が決まり良かったです。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は芥川賞と直木賞で4度目の正直を体現した古川真人さんと
惜しくも4回目の候補に選ばれるも受賞には至らなかった
湊かなえさんに関してお伝えしてきました。
湊かなえさん原作の作品が実写化されたりと
非常に注目されている作家さんのため次回こそは受賞が果たせるように
願いたいと思います。
次回以降もお読み頂けると幸いです。
ありがとうございました。